パトカーを見た子供とフクロウの共通点を勝手に語る

人類の共通点といえば子供のころ、パトカーを見ると心臓がバクバクすることです。 悪いことなんてしてないのに、街中で見かけるとなんだか心の奥で「お、おれ何かやったっけ！？」と焦ってしまう。 たぶん、あれは本能に近い反応だと思う。クマが森でガサガサって音を立てたら、無条件で固まるみたいなやつ。

月日は流れて最近気づきました。 あれ？この感覚、フクロウに似てない？って。

フクロウも常に警戒モード フクロウって夜行性で、基本的に静か〜に暮らしてるんですよ。 羽音もほとんどしないし、じーっと獲物を狙ってる時なんかは無駄な動きゼロ。 でも、そのくせ目と耳はフル稼働。森の中でほんの少しでも「カサ…」と音がしたら、すぐそっちに顔をクルッと向ける。 （しかも顔、ほぼ真後ろまで回るっていう…ホラー要素満載）

これ、人間で言えば「悪いことしてないのに、パトカーのサイレンが遠くで鳴ったら急に落ち着かなくなる」あの感じに近くないですか？

目の大きさ＝情報収集力 フクロウは大きな目で暗闇でもしっかり獲物を捉える。 子供時代の僕も、大きく目を見開いてパトカーの行方を探してた（逃げる必要ゼロなのに）。 あれも一種の「生存本能」だったのかもしれません。

違いは「行動力」 ただし、大きな違いもあります。 フクロウは音を聞いたら、即座に動く。 僕の場合はというと、パトカーが通り過ぎるまで固まって、心の中で「ふぅ…」と安堵して終わり。 もし僕がフクロウなら、たぶん獲物を見逃して餓死してます。

Shun